【Web3セキュリティ専門誌 編集部】
米国のCERT Coordination Center(CERT/CC)は先日、TOTOLINK EX200 無線LAN中継器に影響を与える深刻な未パッチのセキュリティ脆弱性の詳細を公表しました。この欠陥は、リモート認証済み攻撃者がデバイスの完全な制御権を獲得する可能性を秘めています。
報告された脆弱性は「CVE-2025-65606」(CVSSスコアは現在未定)として識別されており、その根源はファームウェアアップロード時のエラー処理ロジックにあるとされています。このロジックの設計上の不備により、デバイスが意図せず特定の動作を開始してしまう恐れがあります。結果として、攻撃者は遠隔地から認証済みの状態でアクセスするだけで、当該デバイスを完全にリモートデバイスの完全掌握に至らせる高いリスクが存在します。
TOTOLINK EX200は依然として修正プログラムが提供されていない状態(未パッチ)であるため、利用者は迅速な情報収集と、ベンダーからの公式対応が発表されるまでの間、適切なネットワーク分離措置を講じることが強く推奨されます。IoTデバイスのセキュリティホールは、Web3環境においても重要な侵入経路となり得るため、その対応は急務です。



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