IPFSとは? 未来のインターネットの「図書館」
私たちが普段使っているインターネットは、ファイルを「どこに置いたか」(サーバーの住所)で探します。例えるなら、本の場所を棚の「住所」で探す図書館です。もしその棚が壊れたり、管理者がファイルを削除したりすると、私たちはその情報にアクセスできなくなってしまいます。
IPFS(分散型ファイルシステム)の仕組み
IPFSは「InterPlanetary File System(惑星間ファイルシステム)」の略です。これは、ファイルを「どこに置いたか」ではなく、「どんな中身か」(コンテンツアドレス)で探す、新しい仕組みです。例えるなら、本の「内容」そのもので探す図書館です。
この仕組みは「分散型」と呼ばれ、ファイルを一つの大きなサーバーに保存するのではなく、世界中のたくさんのパソコンに分けて保存します。これにより、誰か一人がファイルを削除しても、他の場所から取り出すことができます。
メリットと注意点
- メリット:
- ファイルが消えにくい(耐久性が高い)。
- 検閲に強く、自由な情報発信ができる。
- ファイルを共有する人が増えると、アクセス速度が向上することがある。
- 注意点:
- IPFSにファイルを保存し続けるためには、誰かがそのファイルを常に保持(ホスト)し続ける必要があります。自動で永遠に保存されるわけではありません。
- まだ普及途上の技術なので、環境によっては従来のインターネットの方が速いと感じる場合もあります。


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