オラクルとは?ブロックチェーンの「目と耳」

ブロックチェーンと現実世界をつなぐ橋

ブロックチェーン(仮想通貨を動かす仕組み)は、セキュリティが高い代わりに、天気や株価、スポーツの試合結果など「外の世界」の情報がわかりません。ブロックチェーンは閉じた世界で動いているからです。

「オラクル」は、この現実世界(オフチェーン)の情報を集めて、安全にブロックチェーン(オンチェーン)に伝える「仲介者」の役割を果たします。スマートコントラクト(自動で動く契約)が、現実のデータに基づいて正しく動くために、オラクルは必要不可欠な存在です。

例えば、「来月の気温が30度を超えたら保険金を自動で支払う」といった契約を結ぶ際、オラクルが信頼できる気温データをブロックチェーンに届けることで、契約が自動で実行されます。

利用のポイントと注意点

  • メリット: オラクルのおかげで、ブロックチェーンは金融や保険など、現実世界の様々なサービスと連携できるようになり、利便性が大幅に向上します。
  • 注意点: もしオラクルが間違った情報や改ざんされた情報を伝えてしまうと、そのデータに基づいて動くスマートコントラクト全体が誤作動を起こしてしまいます。そのため、一つの情報源に頼らず、複数の信頼できるオラクルから情報を集める「分散型オラクル」の技術が重要視されています。

オラクルは、ブロックチェーンが社会で広く活用されるための「目と耳」だと言えるでしょう。

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