ETF(上場投資信託)って何?
「ETF」とは、たくさんの株や商品をまとめて一つのパック(バスケット)にし、それを株のように証券取引所で簡単に売買できるようにした金融商品です。通常のETF(現物ETF)は、金やビットコインなど、実際のモノ(現物)を裏付けとして持っています。
先物ETFの仕組み
これに対し、「先物ETF」は、実際のモノではなく、「将来の決められた日に、特定の価格で売買する約束(先物契約)」を主な中身として持っています。先物取引とは、例えば「3ヶ月後の石油をこの値段で買う」という権利を売買することです。先物ETFに投資することは、その商品が将来どうなるかという「予想」に投資することに近いと言えます。
メリットと注意点
- メリット:現物を保管する手間がなく、少額から石油や天然ガス、仮想通貨といった大きな市場の価格変動に連動した投資ができます。
- 注意点(リスク):先物ETFには特有の複雑な仕組みがあります。先物契約には期限があるため、期限が来るたびに、新しい契約に乗り換える手続き(「ロールオーバー」と呼びます)が必要です。この乗り換えのコストやタイミングによって、先物ETFの価格が、実際のモノ(現物)の価格の動きとズレてしまい、思ったような利益が出ないことがあります。このズレは、特に「コンタンゴ」と呼ばれる状況(将来の価格が現時点より高い時に発生しやすい)で顕著になります。
先物ETFは、現物ETFよりも仕組みが複雑で、管理費用もかかることがあるため、初心者の方はリスクをよく理解してから始めるようにしましょう。


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