ロールアップとは?ブロックチェーンの「渋滞」を解消する技術

ブロックチェーンが遅い、高い問題を解決

ロールアップ(Rollup)は、混雑しているブロックチェーン(特にイーサリアム)の「渋滞」を解消するために生まれた技術です。

多くの人が同時に取引(送金やNFTの購入など)を行うと、メインのブロックチェーン(レイヤー1と呼ばれます)は処理しきれなくなり、処理が遅くなったり、手数料(ガス代)が非常に高くなったりします。

大量の取引を「まとめて」記録

ロールアップは、メインの車線とは別の「高速な専用レーン」(レイヤー2)を設けます。ここで、何百件もの取引をいったんまとめて処理し、その結果だけをギューッと圧縮して、メインのブロックチェーンに記録します。Roll Up(巻き上げる)という名前の通り、取引を一つの大きな塊にまとめ上げるのが役割です。

これにより、メインのブロックチェーンはたった1回の記録作業で、多くの取引が完了したと見なすことができ、処理のスピードが大幅に向上し、利用者が払う手数料も安くなります。

メリットと注意点

  • メリット:取引処理が劇的に速くなる(スケーラビリティの向上)。手数料が非常に安価になる。セキュリティはメインのブロックチェーンに依存するため安全性が高い。
  • 注意点:種類によっては、メインチェーンへ資金を戻す際などに、セキュリティ確保のため数日程度の時間的な遅延が発生することがあります。

ロールアップには、仕組みの違いによって「Optimistic Rollup(オプティミスティック・ロールアップ)」や「ZK Rollup(ジーケー・ロールアップ)」といった主要な方式が存在します。

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